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昇格は入替戦にもちこし アンジュヴィオレ広島 vs ASハリマアルビオン

日本女子サッカーリーグ 2013チャレンジリーグ昇格チーム決定戦 アンジュヴィオレ広島 vs ASハリマ アルビオン 田中彩子 所侑加

2013チャレンジリーグ昇格チーム決定戦 JAバンク広島サポーティングマッチ

アンジュヴィオレ広島 1-2 ASハリマアルビオン 88'籾井美香 90+1'斉原みず稀 96'籾井美香

2013年11月9日13時キックオフ コカ・コーラウエスト広島スタジアム 広島市西区観音新町2丁目

チャレンジリーグへの自動昇格をかけ、アンジュヴィオレ広島コカ・コーラウエスト広島スタジアムに ASハリマアルビオンを迎えたが、延長戦の末に 1-2 の惜敗。ジュブリーレ鹿児島(2013チャレンジリーグ15位)との入替戦にまわることになった。入替戦は 11月17日に伊佐市陸上競技場で正午キックオフ。この一戦が昇格のラストチャンスとなる。

今季これまでのアンジュヴィオレは、中国女子リーグで全勝優勝、皇后杯全日本女子選手権の予選を突破するなど、公式戦で土つかずの28連勝。クラブ創設2年目にして、なでしこリーグから2つ下のカテゴリーでは中国地方最強として君臨している。

今年最大の目標、チャレンジリーグ昇格をかけた大一番には、地元開催とあって1635人のサポーターが駆けつけた。しかし、クラブ動員記録を更新したこのゲームは我慢を強いられる展開に。そして試練の結末を迎える。

序盤から武田祐季 選手にまずはボールを集め、ゴールに迫る姿勢を見せるが、呼吸が合わず、前線に収まらない。守っては、カウンターからのピンチを前半はポストに、後半はクロスバーに救われながら何とか凌ぐ。

ASハリマアルビオンのブロックを崩す糸口が見つからぬまま、スコアは最終盤になってようやく動く。後半43分、FKから籾井美香 選手に押し込まれて 0-1。先制を許すもアンジュヴィオレはあきらめない。逃げ切りをはかった相手のスキを突き、斉原みず稀 選手のゴールで10分ハーフの延長戦に持ち込んだ。

スタジアムはロスタイムの同点弾で最高潮に達したが、勝利の女神だけは微笑んでいなかった。延長前半6分、前線に放り込まれたクロスがGK竹石結貴 選手の手前でバウンド。ボールはそのままゴールを割って 1-2。これが決勝点となり、今シーズン初めての黒星を喫した。

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広島でのチャレンジリーグ昇格は逃したものの、アンジュヴィオレのステップアップは目覚ましい。この日は、会場運営に奥村優介さんが忙しくグランドをまわっておられたが、廿日市広島皆実祇園北などで長年にわたり高校女子選手を育てた名伯楽には、どのように映ったのか。

2000年4月RCCラジオ広島サッカー向上委員会スタート時、リポーターをお願いした田村百恵さんは、廿日市高校で奥村さんの薫陶を受け、卒業後はサッカー選手としての次の高みを求めてアメリカ留学。州選抜のプレーヤーとして活躍した。地元の強豪、そしてジュニアユースまでの育成として、広島フジタレディースや大河レディース、青崎HANAKOなどのクラブが果たした役割、その功績は讃えるべきものだが、ユース年代を過ぎて広島にこだわると、国体選手には手が届いても、当時のLリーグや日本代表への道は拓けなかった。

アンジュヴィオレの最年少プレーヤーで、あの久保竜彦 選手(廿日市FC)の愛娘 久保柚季 選手が、中国新聞中学2年生だった昨年に寄せた手記の締めくくりこそが、広島女子サッカーに起きた変化を物語っている。

私の夢は、このチームでなでしこリーグに入ること。いろんな人に支えられていることを忘れずに、夢に向かって努力していきたい。 (2012年11月7日 中国新聞 ヤングスポット)

希望を含めて、11月17日 鹿児島での入替戦に勝利してチャレンジリーグ昇格はだいじょうぶだろうと思っている。予感が当たれば、アンジュヴィオレには2015年なでしこリーグ昇格の可能性が生まれるが、創部から最短期間で到達したトップリーグで、澤穂希宮間あやなど、おなじみのプレーヤーと相まみえるチームの様子が、現時点ではどうしてもイメージできないでいる。それは、これからのカテゴリーの戦いは、選手の努力だけでは乗り越えられない壁に直面するからだ。

例えば、入替戦を控えた今週の練習会場は、三篠小学校(広島市西区三篠町)ひろぎんの森(広島市西区己斐上)コカ・コーラウエスト広島スタジアム。地域の協力と理解を感じる一方で、土のグランドでのトレーニングもやむなしの姿は、選手を取り巻く厳しい状況の一端だ。

2011年ワールドカップ優勝と2012年ロンドンオリンピック銀メダルで、なでしこ選手のメディア出演は増えたが、伝えられるのは華やかな一面ばかりで、女子サッカーの実状ではない。

大阪教育大学紀要(PDF)

日本女子サッカーリーグ所属クラブの現状と展望(Ⅰ)日本女子サッカー(なでしこ)リーグの歴史と現状

日本女子サッカーリーグ所属クラブの現状と展望(Ⅱ)日本女子サッカー(なでしこ)リーグの歴史と現状

日本女子サッカーリーグ所属クラブの現状と展望(Ⅲ)日本女子サッカー(なでしこ)リーグの歴史と現状

輪田真里(伊賀市立城東中学校)入口 豊、井上功一(保健体育講座)山科花恵(畿央大学 非常勤講師)東明有美(順天堂大学 博士課程)

占用できる芝の練習グランド、プロ契約またはそれに準ずる選手契約など、持つと持たざるに関わらず同じ土俵にあがる。結果は顕著にあらわれ、2011年と2012年にINACK神戸は無敗で優勝。3連覇を果たした今季までのリーグ戦の通算成績(2011年〜2013年)は、52試合46勝2敗4分けだ。

なでしこジャパンが2011年と2012年に世界の舞台でつかんだ栄光は、なでしこリーグによる選手の底上げではなく、INACK神戸のような一部のクラブに支えられたからこそという印象を持ってしまう。それが女子サッカーの実状だ。

全ての選手が24時間をサッカーに集中できる毎日で、なでしこリーグで戦える、またはそこを目指して切磋琢磨できる方法はなんだろうか。考える今日このころである。

(11月17日追記)アンジュヴィオレチャレンジリーグ2014への昇格を決めた

2013チャレンジリーグ入替戦 11月17日(日)12時キックオフ@伊佐市陸上競技

ジュブリーレ鹿児島 0-3 アンジュヴィオレ広島

 

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