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CINDYのあの曲を聴きたい/オールナイトニッポン50周年で実現してほしい企画は

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「CHORUS : CINDY」とクレジットされている久保田利伸さんの GROOVIN'、88年〜91年ごろオールナイトニッポンのジングルを担当していたのはクレヨン社

メモ*1、メモ*2

CINDYのあの曲を聴きたい

CINDY さんの作品集を*3心待ちにしています。2012年の年末に「ラブ・ライフ*4」の再発盤を監修した金澤寿和さん。どうかどうかお願いします。

1988年〜91年ごろオールナイトニッポンの提供クレジットは、ポニーキャニオン、ブルボン、角川書店グループが不動の看板*5。 当然これらの企業CMが番組に組み込まれていたわけですが、ブルボンの商材は「キュービーロップ」と「ビット」。ビットのCMソングを歌っていたのが CINDY さんでした。

英詞のこの曲は一見80年代のグロリア・エステファン。実際カバーなのではと「Eyes of innocence」から「Into the light」までアルバムを聴き直しましたが、そのような曲はありません。きっと「1-2-3」や「Get on your feet」を念頭に置いた書き下ろしオリジナルなのだと思います。

この曲は「ラブ・ライフ」など CINDY 名義の4枚のアルバムと6枚のシングルにも、そして数多あるCMソングのコンピ盤にも収録されておりません。よって、携わったミュージシャンはもちろんのこと、フルサイズで仕上がったマスターテープの存在も、原盤権の行方もわからないばかりか、そもそもタイトルからして不明です。

今年10月ニッポン放送は「オールナイトニッポンプレミアム」をスタートさせました。パーソナリティーはいずれもオールナイトニッポンの一時代を築いたビッグネームばかり。木曜の担当はデーモン閣下。来年1月からは大槻ケンヂさんや鴻上尚史さんの曜日が始まります。88年〜91年、ぼくは中学〜高校の多感な時期を、このお三方の放送に熱中していました。CINDY さんのCMソングもこのころ耳にしていたわけです。

30年ぶりに懐かしいパーソナリティーと再会できたように、まぼろしになっている CINDY さんの曲を聴くことができるでしょうか。金澤寿和さん、どうかどうかお願いします。

https://matobafc.tumblr.com/post/182621436841/ブルボン-bit-ラジオcm

デーモン閣下藤井隆さんのオールナイトニッポンプレミアムを聞いていたら、「マイホームタウン スマホムービーコンテスト」のお知らせがありました。オールナイトニッポン50周年の企画の一環で、「マイホームタウン」をテーマに動画を募集するというもの。アンバサダーは三代目 J SOUL BROTHERS山下健二郎さん*6が務めています。

古い話ですが、四半世紀とちょっと前、1990年の年末には「オールナイトニッポンもうすぐ25周年プレゼント」という催しがありました。パーソナリティーが発表するキーワードを書いて応募するもので、プレゼントはシャープのスーパーファミコン内蔵テレビ(21型 SF-1、定価13万円くらい)。このブラウン管テレビを目当てに、ニッポン放送には5万通のハガキが届いたそうです。ちなみに、7番目のキーワードを発表した大槻ケンヂさんの月曜1部(1990年12月17日深夜25時〜)のエアプレイは、GO-BANG'S 「ロックンロールサンタクロース」、すかんちの「恋の1,000,000$マン」、ラッキィ池田さん「インチキじゃない」、柴田恭兵さん「なんとなくクリスタル(かっちょいい曲*7)」など。オープニングは骨折で入院したジャイアント馬場さんのモノマネではじまり、開戦間近のイラク情勢を嘆いたかと思えば、エンディング間近になってつかちゃん*8がシモネタを連発しながら乱入していました。

これが、あと1年半で終わる平成と*9、始まったばかりの平成の距離感です。オールナイトニッポンで振り返る思い出は愛おしくてたまりません。

(2021年11月3日 追記)TBSラジオ伊集院光とらじおと「アレコード」のコーナー。岸野雄一さんが出演し、シンディ山本「これから、錦糸町」をエアプレイ。曰く「丸井錦糸町店オープン時のキャンペーンソング。CINDYさんが1984年デビュー前のお仕事なのでシンディ山本の名義。CINDYさんのキャリアからは消された作品。」と。伊集院さんは当時の錦糸町の思い出を語りながら「80年代が(楽曲に)凝縮されていて恥ずかしい」とのことですが、うれしそうな口ぶりでした。

「CINDY作品集を熱望」ブログに投稿して4年経ちますが、いまだリリースは残念ながらありません。「BayFM 9の音粋」「ラジオ日本 いい音楽あります。」などでクリス松村さんはCINDYさんをエアプレイしてくれますし、コンピ盤「CITY MUSIC TOKYO invitation(Sony Music Direct 2020年11月)」選者のクニモンド瀧口さんは「私達を信じていて」を入れました。「LOVE LIFE」は今年LPで復刻されました。シティポップ再評価の中CINDYさんは健在です。商売にならないのは重々承知。それを押してぜひとも作品集の企画を通していただければと引き続き願っています。

今年3月「サンデー・ソングブック」で、山下達郎さんが「JOY2」の準備を始めたとおっしゃっていました。きっと「JOY」のリマスター+より詳しい解説でリリースもあると予想したファンの方は多いはず。CINDYさん参加のライブ音源が1曲でも多く聞けますように。とても楽しみです。

オールナイトニッポン50周年で実現してほしい企画は

今年7月15日「ありがとう オールナイトニッポン50周年クロニクル」を聞きました。語り草となっている斉藤安弘さんや笑福亭鶴光さんもご出演で*10、とても楽しい番組だったのですが、もしもニッポン放送の編成から2時間いただけたらどうしようか。プロデューサー気取りで考えていました。

ずばり「小島慶子ミッツ・マングローブオールナイトニッポン+ゲスト森富美アナウンサー」です。小島さんはオールナイト愛があふれてしまい、タイトルコールの直後に感激の涙をながしたという逸話*11がありますが、かつてお二人がコンビを組んだ番組は*12、ぼくのような団塊の世代ジュニアにとって、とても居心地のよい憩いの場所でありました。

「夏の終わりはユーミンの Hello, my friend を聴きたい*13」そんなひとことから、恋人と訪れた夏の寺泊の海を思い出して涙ぐむ小島さん。それを尻目にミッツさんは、リリース当時のユーミンのプロモーションの様子をモノマネしながら爆笑です*14

テイラー・スウィフトはカントリー歌手だ*15」からデビー・ギブソンの思い出へと話が飛んだときには、ラジオの前のぼくは「そうそう! SCHOOL'S OUT*16ヘビーローテーションしてた!40過ぎて出た映画でティファニーと殴り合いしてるの知ってる?*17」と、ひとりつぶやいたものです。

共通一次センター試験の潮目を知る70年代生まれのぼくらが通って来た道を、造詣の深い小島さんとミッツさんが語る時間は、さながら楽しい同窓会のようでした。

そんなオーバー40コミュニティーの一員だったのが、だれあろうあの森富美アナウンサー。雑誌の企画で対談をした小島さん曰く「AMラジオ通のクールビューティー」こと森さんは、ヒルナンデス!で共演しているミッツさんにオールナイトニッポンゴールドの感想を伝えていたとか。森さんご本人からの投稿こそなかったものの、折に触れて森さんの話題が出ていたので、お三方のラジオトークを期待するリスナーは多かったと思います。

団塊の世代ジュニアは、93年にユーミンがご自分のオールナイトニッポンのゲストに、生ダラ*18でお茶の間の人気者だった福澤朗アナウンサーを、日本テレビからお招きしたことを知っています。そんなぼくらに、どうかどうか「小島慶子ミッツ・マングローブオールナイトニッポン+ゲスト森富美アナウンサー」を。タイトルだけで、すでにかなり楽しい番組なのですが。

*1:久保田利伸さんのバックを彩るコーラスと言えばAMAZONSの印象が強いですが、GROOVIN'CINDYさん。永遠の翼の間奏で登場する女性もCINDYさんなのでしょうか。ちなみにバックバンドMOTHER EARTHが演奏している「HITACHI FAN FUN TODAY」のテーマはおそらく未発売。わがままリクエストのコーナーなどでエアプレイされたフルサイズを繰り返し聴いていました。なんとかなりませんか。ちなみに FAN FUN TODAYで投稿が採用され、ニッポン放送ロゴ入り水性ボールペン(黒と赤の2色セット)と上柳昌彦アナウンサーの千社札ステッカーをいただいたことがあります。あぁ懐かしい。80年代後半お便りの宛先が「郵便番号100-87」に変わり、周知させるため上ちゃんが「100のハナ」と連呼していましたね。

*2:クレヨン社 いつも心に太陽を 1990926 NEC AVENUE NACL-1008。番組ジングルは収録されておりません。SONY MUSIC DIRECTが販売している「オールナイトニッポンEVERGREEN」など番組タイトルを冠するコンピ盤にジングルは収録されています。クレヨン社加藤秀樹さんについて、イベントなどでご一緒した大槻ケンヂさんは「すごい機材オタクで驚いた」番組でおっしゃっていました。

*3:CINDY名義のアルバムに未収録の1stシングル「Chance on love/Open invitation(うる星やつら主題歌)」や、高中正義さん「ようこそ、夏の王国へ」(アルバム「夏・全・開」収録)のような参加作品をまとめてほしいです。「Chance on love/Open invitation」は「決定盤うる星やつらアニメ主題歌&キャラソン大全集」などに収録されています。

*4:1985年にリリースされた CINDY さんのファーストアルバム。再発盤は2012年12月26日タワーレコード限定。同時発売は「上田正樹 PUSH & PULL」「小林泉美 ココナッツ・ハイ」「林哲司 Back Mirror」「間宮貴子 Love Trip」

*5:この3社につづくのは、年や月によって、B.V.D.フジボウ、ワニブックスワニマガジン社アサヒビール東芝EMIサンヨー食品大洋漁業、ゼネラル石油、青春出版社、味の素、春日井製菓日本通運ケンタッキーフライドチキン、ヴェルデ、野田クルゼ、ポッカコーポレーション白泉社メガネスーパーモード学園明星食品日本コロムビアアメリカ屋靴店、セコム、東京デザイナー学院、東京写真専門学校、カワイスチール、ケンウッド、ヤクルト、Z会増進会出版社などなど。

一般の方が電話で友達をつないでいくザ・テレビジョンのコマーシャルや、「ハロ〜 ボンジュ〜ル ウェ〜ルカム」のルックワールド(このCMソングのボーカルをとっていたのはメトロファルスの伊藤ヨタロウさんで、大槻ケンヂさんと親交があったとか。番組に呼ぼうとオーケンは言ってましたが、実現しませんでした。)、陣内孝則さんがアサヒのNOVAを飲んだかと思えば、「うまいコーヒーはポッカ」の柴田恭兵さん。あの Santa Fe(サンタフェ)を発表する前の宮沢りえさんはアメリカ屋靴店のコマーシャルでした。「パンツの中までびしょぬれだ」のBVDや、武田久美子写真集ハローべべ(HELLO B.B. ワニブックス刊)もすごいインパクトでしたね。ちなみに、ホタテ貝ビキニで話題になった写真集は「My Dear Stephanie」です。

*6:金曜1部担当、金曜深夜25時〜

*7:大槻ケンヂオールナイトニッポンGOLD(2012年5月25日)に録音メッセージを寄せた氣志團綾小路翔さんは「千葉の中学生当時、かっちょいい曲のコーナーに投稿をしていたと」と。2017年11月27日 綾小路翔オールナイトニッポンプレミアムに大槻ケンヂさんがゲスト出演。「ピンクサターンのTフロントはすごかった」など懐かしいトークとともにかっちょいい曲四天王のコーナーを展開しました。ちなみに、11月20日の同番組には鴻上尚史さんが登場。「究極の選択どっちを選ぶ」が復活しました。かつて扶桑社から出版もされた「究極の選択」。鴻上さんからウッチャンナンチャンオールナイトニッポンに引き継がれ、フジテレビの特番になりましたね。鴻上さんではなく松島宏Dが出演していました。鴻上さんが歌った「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」は買いませんでしたが、「鏡五郎の息子 Jr.からの手紙」は買いました。直筆サインもいただきました https://photos.app.goo.gl/MPvnr88ypuYR9uQ66 

*8:朝からたいへん!つかちゃんでーすの塚越孝アナウンサー。オンエアを終えたオーケンと入れ違いにつかちゃんは出社することからお二人の交流が始まり、お互いの番組でネタにしていました。この日満を持してつかちゃんの登場となりました。

*9:2017年12月1日皇室会議が開かれ、天皇陛下の退位の日が決まりました。2019年(平成31年)4月30日に陛下が退位され、皇太子さまが翌5月1日即位されます。平成は2019年4月30日まで。)

*10:スキップカウズのイマヤスさんも電話でご登場。ご本人もおっしゃっていましたがまた担当していただきたいです。

*11:2012年4月20日放送。小島慶子オールナイトニッポンゴールド

*12:小島慶子ミッツ・マングローブオールナイトニッポンゴールド。2013年10月〜2014年12月。

*13:2014年8月20日 小島慶子ミッツ・マングローブオールナイトニッポンゴールド

*14:1994年7月の松任谷由実のオールナイトニッポン。「Hello, my friend」のエアプレイ直後、ユーミンは「どうです? こんどの新曲? すごいでしょツボを心得た曲作り」とおっしゃっていたそうです。

*15:2014年11月26日、12月3日 小島慶子ミッツ・マングローブオールナイトニッポンゴールド

*16:大友康平さんが月〜金で担当していた文化放送の番組。

*17:メガ・パイソン vs ギガント・ゲイター(原題:Mega Python VS. Gatoroid)

*18:日本テレビとんねるずの生でダラダラいかせて!!」