Hiroshima Photography

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コウネをかみしめろ 広島市中区薬研堀 スマトラタイガー

SUMATRA TIGER スマトラタイガー 広島市中区薬研堀7-9 三和ビル1F

コウネはかみしめて味わう牛肉だ。繊維質と濃厚な旨味で自らを主張する。あらびきのパテと薄切りソテーに形を変えても自己主張は強烈だ。負けじとバンズもたまねぎソテーもサイズが大きくなるのは必然だった。コウネバーガーをくちいっぱいにほおばってめしあがれ。

コウネは牛の前脚のつけ根〜胸の部位。日本食肉流通センターのコマーシャル規格によると、かたばらB(ブリスケット brisket)。全国的にはブリスケ、前バラや肩バラと呼ばれ、ミンチや煮込みにつかわれている。牛一頭あたり およそ2kgのこの希少部位を、広島市内ではコウネの名前でメニューに並べる焼肉店が20年前から増えてきた。

馬刺しの本場 熊本では馬のたてがみ周辺をコウネという。その特徴ある脂肪の性質が似ていることから広島で転用された、というのが名前の由来の通説。(一部、NEWSポストセブン 2011.06.25 日本ハム中田翔「爆発」の秘密 好物の焼き肉「コウネ」って何? から引用 )

          

スマトラタイガー店主 高橋啓介さん。コウネバーガーを流川・薬研堀界隈の名物に、そして広島の新しいB級グルメにと努めている。昨年のフラワーフェスティバルでは、塩ダレのコウネ丼を屋台で販売した。

 コウネ丼もコウネバーガーと並ぶ看板メニュー。

広島市中区薬研堀7-9 三和ビル1F